開幕了!


↑西雅秋氏の記録写真。
25日、晴天。開幕式は無事終了。
JING ART今回の展覧会は、同僚の呉さんの企画。



日本からは西雅秋氏が、現地製作のため1週間ほど滞在した。
西氏は、開幕式では作品を投げ、もろい石膏の野菜がパリーンと儚い音をたてて割れていた。
呉さんは英語がでいないので、私は今回通訳やアテンドもあり、大変ではあったが貴重な経験をした。
彫刻という物へのいろんな考え方に触れて、石膏がまた別な物に見えてきた。



又、出店久夫さんの作品は、長い時間をかけて蓄積されたコピー写真の中の風景が、一言では語れない物語を語り始めそうだった。



ビエンナーレ参加作家の邱黯雄は、仏教徒である彼の思想や瞑想世界をかいま見るような、深いアニメーション作品を見せてくれた。


また以前上海で活躍していた石青は、北京から劇の1シーンに見立てた写真作品を持ってきた。その作品は、ある1コマ1コマを永遠に止めていた。