NANAとNIGHT HEADと交渉人真下正義

本当に今更だが「NIGHT HEAD」を見た。
知る人ぞ知る、飯田譲二の深夜ドラマだ。
時代が違う、と言い切れてしまうくらい、現在の東京と、ディテールが違った。が、なぜ今まだ中国で売られているのかが、なんとなくわかった。
これでもかという位含みのある構成は、今見ても、ついつい次へ次へと見てしまう。
最終話が多少唐突だったが、最後のインタビューを含め、とても面白かった。
武田真治が、気弱な少年を演じるのは、とても似合うと思った。それからワハハ本舗村松さんは、怪しい役を必要以上に怪しく演じていて、印象に残った。


そして「NANA」。
中島美嘉の男気には、女性はほれるかもしれない。
月蝕のほなみ凛さんを思い出した。ほなみさんもとてもかっこいい。
それから松田龍平は、少し若く見えたが(当時の年齢を知らないが)、それでも表情に貫禄がある。以前お父さんの優作さんが亡くなった頃、映画館のバイトで、お母さんに連れられて映画を見に来たのを見かけた事があるが、その時はまだとても小さな子供だったのに、、、
松山ケンイチは、脇役だけど、とても目だって見えた。
矢沢あいの漫画が原作。
漫画原作物の映画は、面白いものが多いと思う。
お風呂にバラの花を浮かべたシーンが、さりげなくとても綺麗で、しばらく眺めたくなった。


交渉人真下正義」を見終えた。
エンターテイメント的ではあるが、それなりに楽しめた。
祐介サンタマリアだからか。
本広克行監督は、前述のNIGHT HEADでも、いくつか監督を担当しているが、10年の差を感じた。
10年前の神秘的な描写の方が、好きではある。