「アジト」「蟲師」「絶食」

ここ数日で見た映画をまとめて。
「アジト」
ほぼ宮崎ワールドといった感じだったが、300年後の世界を美しく描いている所が気に入った。
「人」と植物との一体化は、私もテーマにしている。
しかし、未来はこんなに美しい世界になり、しかも調和を保って続いていけるのだろうか。
むしろ、ドラゴンヘッドのような、狂った「人」に襲われる恐怖の方が、現実味があるように思えた。

蟲師
非常に暗い。口調や色調、全てにいたって暗い。
日本昔話の暗さだ。ヨーロッパの人から見たら、すごく怖いかもしれない。
しかし、重くなって耐えられなくなる手前で、蟲が登場するので、やはり見てしまう。
高橋留美子の「人魚の傷」の暗さにも似た。

「絶食」
うめず作品を発見して、感激してすぐに見る。
うーん、、、。
漫画が怖すぎるだけに、その怖さを映画で出すのは難しいのか、、、。
他のシリーズの予告も入っていて、見たくてたまらなくなる。
黒澤清監督と井口昇監督のを、ぜひ見たい。今すぐ見たい。
しかし、どこで買えばいいのか、さっぱり。
日本ではレンタル屋にも置いてあるのだろうか。
TSUTAYAの恋しいこのごろ。