日本滞在を振り返って



日本にいた間に見ていなかった物が多すぎる事に気づいたのは、海外に住むようになってからである。
日本でのあわただしい生活の中で、毎日何かを一生懸命勉強していたが、
「視点」というのがとても大切である事に改めて気づいたのも、海外に出てからである。


勉強を始める前に、勉強について勉強しなくてはいけない。
いわゆる「履修計画」というやつだ。
日本では、情報や物、そして展覧会も多すぎるため、「履修計画」がとても重要だと改めて感じた。
今回も、果たして的を得た計画が立てられていたかは永遠の謎だが、いつもより長く滞在できたため、多くの人とじっくり話す時間を持てた。


主に訪れた場所は、
ZAIM
新国立美術館
澁澤龍彦展(埼玉県美、TOM)
東京大学総合博物館
ダ・ヴィンチ
東京画廊
小山登美雄ギャラリー、SHUGOARTS
ギャラリー≠ギャラリー
ギャラリー銀座研究所
昭和記念公園


それぞれの場所で、まったく違う次元の出会いと思考があり、時間の流れ方の多元性を感じた。
中国美術よりも歴史が長い分、展示方法にも重みと創意がある。


今回の滞在でも、古い友人や、椎名町関係者、もう10年以上の付き合いになるアーティストの方々とも飲め、自分でも気づかない海外での疲れが取れた気がした。
それからZAIMで数年ぶりに会った岩名さん、それから大野慶人さんにお会いできたのは感激だった。


まとめると、今回の滞在で、新たな日本のパワーを感じ、新しい刺激を受けた。




追伸
ZAIMにきてくれた方々、ありがとうございました。
スタッフの方々、お疲れ様でした!
新井君お手伝いありがとう!
会えなかった人もたくさんいたので、次回もう少し時間が取れたらと思いました。