歯医者その2

流動食と痛み止めと消炎薬づけの一週間が過ぎ、やっと再診の日がやってきた。
病院は、またもや閑散として、並ばずにすぐ入れた。
でもこう見えても国営で、古い建物は貫禄を感じさせる。


治療が始まる。
この一週間の感想を聞かれ、「とにかく痛かった、というか今も痛い」事を告げた。
先生はマスク笑顔で「それは傷口がまだふさがってないからさ、すぐ治るよ」と、爽やかに答えた。
「それと頭痛もする」と言ってみたが、「?」という顔をされただけで治療を続けた。


今回は、抜いた歯の隣の歯に隠れていた小さな穴をふさいだ。それから前回消毒した歯をチェック。
ここでは、あの悪夢の唾液を吸引するバキュームがない。
かわりにそれはもう頻繁にうがいをする。
そして頭上の電灯が近すぎて頭を打つ。

異常にまぶしいんだもん。といいわけ。
先生が席を立ったときだったので、誰にも見られなかったとほっとしていたら、写真を頼んだ友人がちゃっかり隠し撮りをしていた。。。


おまけ

前回あてられたレーザーの機械。
簡潔なデザインで、非常にかっこいい。
写真を撮る事で満足して、機能を聞くの忘れる。