在植物園寧静的時間

上海に来て3度目のクリスマスを迎えた。
今回はふっと、植物園に行きたいと思った。
そこで、バスで植物園へ。



上海でも大体の博物館に行ったが、植物園はまだ行ってなかった。
以前近所に住んでいたのに、どういうわけか、一度も行かなかったのが、心残りだった。


ついてみると、もうこれは人が誰もいないかもしれないという位の静けさ。
入ってみる。
あ、人がいた。
見事にご老人ばかり。
でも日本と違うのは、ご老人がやたら元気な事。
中国駒や、凧揚げ、謎の体操、太極拳?、歌踊り、トランプ等、何でもあり。

とにかく声が大きいので、通りすぎるたびに、びっくりした。というより、びくっとした。



小さな売店を見つけ、恐竜のパズルというか玩具というかを買う。
1つ5角という破格の安さのため、5-6個買ってしまう。
それを、池のほとりのベンチに座りながら、作って遊ぶ。
横では、釣堀と銘打たれた場所で、ぎっしりとご老人方がつりをしていたが、釣れたのを一度も見なかった。


また歩いていくと、なぜか隕石を発見。

台座に載せられて、鈍くよどんでいた。
植物園との関係なさが中国らしいのかもしれない。


また少しいくと、珍しく花が咲いているのが見えた。
しかも、一面にきれいに並んでいる。
写真を撮ろうとカメラを構えると、その一番奥でおばちゃん達が今まさにその花を植えている姿を発見。
側の道にはそのゴミが散らばっている。
一気にげんなりする。

まあ、これも中国らしいということで。


それから熱帯園を発見。
入り口に行くと、入場料が30元(だったかな)かかると言われ、植物園の入場料よりも高いのでやめて、外をぐるぐる回った。

外からの感じも中々だと思いつつ、入り口でテニスをしている人々を見ながら帰路についた。


夜は徐家HUIまででて、クリスマス気分を味わう。

結局どこも混んでいるので、すいている中華料理屋に入る。
そこにもサンタの顔がぶら下がっていた。
ものすごく似合っていなかったが、それがかえって印象に残った。