休暇の終わりとダビンチコード

3日間のお正月休みが終わった。


とても多くの時間を、食べる事と、寝る事と、作品を作る事と、考える事に使った。
作品は予定通りにはおわらなかったけど、それなりに進んだし、とても充実した時間だった。
修行の年だった去年1年のおかげで、多くの事を考え学んだ。そのおかげか、何をしたにしても充実できた3日だったように思う。


そして新年最初の映画は「ダビンチコード」。
シンボルの歴史は、人が作り上げてきた莫大な文化の蓄積だと思った。動物や宇宙人がみても、全く意味がわからない、人だけが読み取れる信号。
こういう物を巧みに使った文学や絵画は、見るものに多くの想像力と充実感を与える。


映画の善し悪しはこの際どうでもよい。
好きか嫌いかもうまくいえない。
このストーリーは、ある意味とても勇気がある。歴史の根底を覆してしまって、信仰のある人から見ると複雑なのではないかと思う。
実際にこういう秘密は、この世界に山とあるのかもしれないし、あっても関係なければそれまでかもしれない。
要は、そこに意識を持っていくかどうか。
自分がその子孫であったりしない限り。