1980と稀人

最近家で作品を作っているので、映画を見る時間も増えた。
で、年明けは映画三昧。


昨晩は2本立て。
まずは「1980」。ケラリーノ・サンドロビッチ監督。
ケラさんといえば劇団健康とNILON100℃だが、その役者さんや、関係のある役者さんがたくさん出ていて良かった。
ただ残念なことに、私は80年代という時代に青春を過ごしていない。きっとこの世代の人が見ると、とても懐かしいのだと思う。
むしろ私は、90年代に「劇団健康」を見ていた頃の、商業演劇の時代を思い返してみていた。
あの頃自分で、とても夢中になって見ていたものがあった。
芝居は後に残らないけど、確かにその時代を体験したことは財産だと思った。
そして2000年代は、その役者達を海外でDVDで見ているという。


時間は偉大だ。



その後に「稀人」を見た。
残虐なシーンだけは、もう少しソフトに描いたほうが返っていいように思ったが、他のシーンはいくつも印象に深く残った。特に地下のシーン。それと塚本晋也の表情がとてもよかった。
この監督は最近のお気に入りである。


さらにその後、眠れなくなると困るので、その後別な笑えるビデオを流しながらぐっすり眠った。