マンレイと巨匠展、梁Weizhou展

午後上海美術館でZeit-Fotoの石原氏コレクション、マンレイと巨匠の写真展を見に行く。
作品数も相当であった。
壁にぎっしりと写真が並べられていたが、それでもだいぶ選別したとの事。
かなりの来場者で、石原氏の影響力を改めて実感。
日本の関係者も多く来ていたが、中国のアーティストもかなり来ていた。
作品はどれも、どこかで見かけた事のある有名な作品ばかりだが、本物はとても迫力があった。
ハンス・ベルメールの写真と、ダリを写した作品が特に良かった。
西洋のおしゃれな写真が並ぶ中、大野一雄を撮ったアメリカのWilliam Kleinの写真が珍しかった。
職業柄、ついつい額装なども見てしまうが、かなりすばらしい額。


ついでだが、孫良に会えたのは、感激だった。
まるでロック歌手のような風格。
孫さんたち数十名の上海のアーティストは、21日からインドへ行き展覧会の準備をするそうだ。
それから、陳Qiangと南京での展覧会「私達の障害」展の話をする。
共通の友人が、自ら精神病院に入院して作った作品の話など。


2階では梁Weizhouの写真展も同時開催。
いわゆるノスタルジック風で、パソコンで色彩を加えた物が良かった。
梁さんの写真作品は初めてみたが、すっきりしてとても好きなタイプであった。


3階でイタリアの展示をやっていた。木彫がなかなかだった。


上海美術館の展示はなかなかの物である。