25日の日記 ニヒル牛来臨アトリエ

ニヒル牛の石川さんご夫婦と、くすみさんがやってくるので、お掃除。
といっても、生活空間もあるから、限界はある。
巨大たれパンダ人形とか隠せないし。


そして、来臨。
静脈動脈シャツがかわいい。
奥さんは蜘蛛一色。
作品をいろいろ見ていただく。
ペンギンKITを、それはそれはリズミカルにたたいてくれました。
リズムを楽しむつもりで昨年も、新生呉羽さんとフランスで化石パフォーマンスをしたのだが、実際彫るときにここまでリズミカルにたたいてくれた人は今までで始めて。
石川さんの化石に動力がついていて飛ぶという発想に、ひそかに興奮。


私の人生に大きな影響を与えてくれた人なので、
お話できて、とて光栄でした。
もし、またきてくれるような事があれば、その前に部屋中に未来動物の絵でいっぱいにしておきたい。できれば、その彫刻もそこら中においてあるようにしたい。
(と、昔の癖で幻想だけは広がる)
後、ひそかな新作「どこでもリモコン」を見せるのを忘れてしまったが、感想を聞きたかったなっと。


アトリエ探検(といっても探検できるほどの場所はもうないけど)。
たまたま屋上が開いていて、上る。
タイミングのいいこと。よかった。


4階のYAO君の会社で、プラモ見学。
この間も彼に「変形金鋼(?)」の話をされて、何かと思いきや、トランスフォーマーの話だった。
社長いいのかそれで。


馬良と張さんの部屋見学。


それから、例のラーメン屋でカフェ。
いや、本当は喫茶店なんですよ。
非常にひんやり、というかしっとりする。 たれぱんだの肌ってこの位?
奥のドアを開け、勝手に階段をあがろうとして、水溜りに足首までつかる。
トイレのある空間がまた別世界で、くすみさんがもって帰りそうな牛乳瓶があったが(棚に入っていた)、なぜか2人とも持って帰らず、なぜ持って帰らなかったのか、考える。
あそこにあるのが、いいと思ったんだろうな。
以前の私なら、必ずもってきてたけど。


。。。。。。。。。。


皆さんが帰った後、アトリエに戻り一服してると、
馬さんから、自分で煮込んだという「どんちょんしあつあお」スープをもらう。
これは「冬虫夏虫」のこと。聞き取れる私も相当マニアだなと思ったが。
がんがん、エネルギーが沸いてくる。


そのまま馬さんのとこで、アメリカ人の馬さんも一緒に遅くまで語る。
刀と浮世絵と、防空壕と映画と、馬とSFと、それから寺山修司と。


皆も帰って、1人になると、異常に静かで、未来の風景に思いをはせ、色塗りを始める。
水と空を主に。
そのまま寝る。