歯医者でとんかち

本日、ついに決心して歯医者に行ってまいりました。
以下そのレポートです。


ここは街中にある総合病院。
まず受付を済ませ、歯科で順番待ち、、、と思いきや、全く並ばずにストレートで通される。
おおっ、設備がかっこいい!と思う間もなく、あれこれ質問される。
さすがに専門用語わからず、しどろもどろ中国語で説明。
医者がマスク笑顔で、「どうしたいですか?」と聞いてくる。
そう聞かれると、返事に困るもので。


ま、ともあれ治療が始まる。

1つ目は、あっと言う間に終わる。
そして、「もう1本は今日抜けるけどどうしますか?」と聞かれる。
「じゃ、抜いてください。」とお願いする。
先生は小声で「要敲一敲(ちょっと敲かないとー)」と囁くと、とんかちを取りに行った。


抜歯開始。
助手に婦長さん(の様な風格の方)が現れる。
冷静に私の歯を敲く。
先生の解説では「骨に埋まった歯を割っている」そうだ。
普通に、頭蓋骨の底まで響く。
初めの数回は我慢できたが、しぶといらしく回を重ねさすがに痛くて手を上げる。
これって日本の習慣だろうか。
伝わったかわからないが、麻酔はあまり強くなく、歯茎に触れると普通に痛い。
それを告げると、「おかしいなあ」といいつつまた麻酔をうってくれた。
かれこれ何回敲かれたろう。最後には、メキメキという音を立てて、歯が抜けてくれた。


つらかったのは、その後謎のレーダー治療。
婦長さんに、椅子に座ってと言われ、壁に顔をつけるよう言われる。
背もたれがあるので、体ひねらないといけないのだが、有無を言わせぬ迫力に無理やり壁につける。
そのままレーダー治療が始まる。
静かな時間。。。
何のためか、全く分からず。
しかし口には綿を噛まされている為、質問できず。
歯が痛いのと、姿勢がつらいので少し動いたらしい。
婦長さんが来て、注意される。
また顔を壁につける。
これが絶えがたく、半時間位に感じた。

しかし総合していえば、とても親切でしかも安く、気分もすっきりした。
本当に行ってよかった。


おまけ。

受付の写真。後ろに書かれた「伝染病隔離診室」の字が気になる。